先日、パワステポンプを交換したキャラバンが再入庫しました。
引っかかる感じも常にしているとの連絡が入ったのですぐに点検することになりました。
その日は気温が低く、雨が降る日でした。さっそく現象確認からはいります。
工場の周辺を走行すると直進状態から、ステアリング操作をすると初動の段階で抵抗があるのが確認できました。転蛇すると、約1周した状態でまた引っかかりました。確認ができたので、すぐに点検に入ります。
リフトアップした状態で、タイヤ側から回転方向に力を加えますが、これが非常に重い・・・アンダーカバーを外して、ステアリングシャフトを見てみると、ジョイント部が固着してます。
ジョイントとリンケージを切り離すと、タイヤ側からもスムーズに回ります。
どうやらスパイダージョイント部の作動不良が原因でした。今までは完全に固着してない状態なので、引っかかったり、引っかからなかったりしたようです。
ジョイントを交換し、試運転も良好になり、納車となりました。