ニュースページです。蕨市の車検なら高松自動車にお任せください。

株式会社 高松自動車

〒335-0001 埼玉県蕨市北町3-1-28
営業時間:8:30~19:00

電話番号:048-443-3056

お問合わせ

2017年も残すところわずかとなりました。
自動車メーカーの無資格検査問題がありまして多くのお客様にご迷惑をお掛けしました。
来年も多くのお客様にご満足いただけるよう努めていきますのでよろしくお願いします。

2017年は12月27日の水曜日まで通常営業いたしております。
28・29日はショールーム・事務所・工場内の清掃のため、簡単な整備の受付は可能ですが、車検・点検はご利用できませんのでご注意ください。
電話はつながりますので何かでお困りの際はご連絡ください。
2018年は1月5日金曜日より通常営業いたします。
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2017年

12月27日まで     通常営業
12月28日       簡易整備 対応
   29日       緊急対応のみ 

   30日~
1月 4日まで     休業
2018年

 1月 5日から     通常営業

前回からの続きです。
【 エアフロメーター系統 】でほぼ特定されました。

今後の診断で 配線・センサー本体・ECU内部不良のどれなのかを判別していきます。
現時点で、あくまでも『エアフロ付近をゆすったらエンスト、点検数値異常』なので、配線もECUの可能性もあります。年式も古くなっているのでコネクターの接触不良なんてことも・・・。すぐに部品交換をしがちですが、基本に忠実に点検を進めていきます。『 診断機で表示された故障個所を部品交換したが、実は配線やECUのトラブルだった 』なんて事がないように確実に不具合個所を特定していきます。

まずはセンサー単体の点検から。
センサーコネクターを外して、キーON時の電源端子              →『基準電圧』・・・OK
キーOFFにして、センサーアース抵抗測定                  →『ほぼ0Ω』・・・OK
そのままECUのコネクターも外して、ECU~センサー間の各線の導通チェック   →『導通あり・ショートなし』・・・OK
エンジン始動状態でテスター2個使って、ECU側とエアフロ側で信号電圧測定   →『0.03Vくらいの違いがあるが、テスターの誤差と判断』・・・OK。

E50 エンジン不調 (11)

 

 

 

 

これでエンストは『エアフロメーター本体不良』でほぼ特定されました。
何気に重要なのは【 テスター2個使って、ECU側とエアフロ側で信号電圧測定 】です。この点検をすることでECU内部の不具合や配線のトラブルを見分けることができます。
また、1つの不具合に対して2つ以上の故障が同時発生する確率はかなり低いのですが、お客様に説明をして、見積りのご提示をしました。

交換修理のご了解をいただきましたので早速発注。翌日、新品の部品が届き、交換へ。
交換後、電圧測定・・・『1.32V』0.01~0.02V位の動きはあるものの、正常範囲内でした。エンジン回転も安定し、当然エンストもなし。

エンジンが正常に戻ったので改めてアイドル回転・点火時期調整を実施。

自己診断のチェックと試運転をして、納車となりました。

 

今回の不具合はエンストでした。
エンジンが止まってしまう原因としては内燃機関における【 燃焼の3大要素 】のどれかが欠如したことが起因となることが多いです。
エンジンにとっては【 いい混合気 いい圧縮 いい火花 】が重要でありエンストはこのバランスが崩れた時におこります。
今回は【 混合気 】でした。エアフロメーターの数値が正常値よりも高い場合、ECUは正常値よりも多くの空気がエンジンに供給されていると判断し、ガソリンを多く噴出します。しかし、実際の空気量はECUが認識している量よりも少ないため、混合気が濃くなってしまい、燃焼できなくなってしまいます。
エンストのトラブルに関しては何が起因して起こっているかを見極めることが重要です。

エルグランド(E50)をお乗りのお客様よりエンストのご連絡がありました。
今日はもう使わないとのことなので代車に乗ってすぐに引き取りに出発。
ご自宅で問診しましたところ、駐車場に停めるのにちょっとした段差をバックで下がった時にエンスト。さらに詳しく聞くと、自宅に帰る前にも信号待ちなどで停まっている時もエンジンがブルブル振動していた、発進してしまえば変な感じは無い、エンストした時はエアコンが入った時だったとのこと。

会社に戻って診断開始です。
まずは基本点検から。エンジンオイル等の油脂類、燃圧(触診)点火系統の点検、異常なし。
次はエアコンとの関係性を判別する為、エアコンベルトを緩めて、コンプレッサープーリーを回してみるも、ガタ・異音・固着はなし。その他のプーリーも異常なし。コンプレッサーON-OFFも正常作動。この時点でエアコンは直接関係ないと判断。

そして診断機で自己診断実施。点検結果は異常なし。ここで『 ○○系統 』と出れば診断しやすいんですけどね。データモニターは診断機に対応してなく、見ることはできませんでした。診断機でデータが見れないので、直接コントロールユニット(ECU)の入出力電圧をチェックしていきます。幸なことにエルグランドE50のECUはセンターコンソール下部にあるのでチェックしやすいんです。データの基準値は整備要領書で確認し、主要なところをプリントアウトして点検開始です。

E50 エンジン不調 (8)E50 エンジン不調 (7)

 

 

 

 

 

まずは基本中の基本。『 エアフロメーター 』から。
ECUの端子をテスターでつなぐとアイドル回転中の数値が 約1.54V で異常。基準値が約1.3Vなんで高すぎですね。テスター数値も異常なんですが、それ以上にアイドル回転中の数値変動が大きいです。1.23V の時もあれば1.46V まであがる時もあります。

E50 エンジン不調 (4)E50 エンジン不調 (2)

 

 

 

 

 

次は2000rpm付近のデータです。基準値は約1.8V 測定値は1.92V。右足のアクセル調整が下手なんで2000rpmよりちょっと足りませんが、それでも数値は少し高めです。
アイドル回転に戻し、その状態でエンジンルームのエアフロ付近をゆすってもらうと、エンスト発生しました。その時の数値も約1.52V で基準値よりも高めです。

これでほぼ【 エアフロメーター系統 】が異常であることは間違いありません。他の系統で同時不具合の可能性もゼロではありませんが、とりあえず、エアフロメーター系統に絞って診断を進めていきます。

診断の続きは次回へ

 

ホームページ上でご利用頂けます
【 お問い合わせ 】ですが、
7月18日頃からご利用できない状態にありました。

7月30日に正常に復旧しております。

18日~29日までにお問い合わせいただきましたお客様はお手数ですが再度お問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。

ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。

夏季休業のお知らせです。

今年度も例年通り

8月13日・14日・15日

お休みとさせていただきます。
また、今年は11日が祝日となり、12日も土曜日ということで部品の供給が平常どおりとはなりませんので、お車の修理状況によっては完了しない場合もございます。
車検の満了日が近い方はなるべく早めのご入庫をご検討下さい。

8月16日以降は年末まで営業しております。

今年のゴールデンウィークは早い方ですと29日から9連休と大型連休となります。お出かけの際はお車の運転には十分に注意していただき、楽しい休暇となるようにお過ごしください。

さて、弊社の休業日のご案内ですが、工場内の一部改修工事がありますので、

5月1日(月)~5月6日(土)まで 臨時休業

とさせていただきます。
なお、4月29日~5月7日までは各自動車メーカー(ディーラーではありません)の休暇と重なり、メーカー取り寄せの部品が入荷しない場合もあります。修理にお時間がかかる場合もありますのでご了承ください。

ゴールデンウィーク後は8月のお盆まで休み無しで営業いたしますので、よろしくお願いします。

4月を迎え、新年度がスタートしました。
2016年度の振り返りとして、車検の実施台数は1747台と過去最高を記録しました。数ある整備工場から弊社を選んでいただきました結果として大変有難く、嬉しい気持ちでいっぱいでございます。
2017年度も昨年度を上回る台数を目指して従業員一同、心よりお待ちしております。

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くのお客様、ならびに関係取引先の皆様よりご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。

本年も多くの皆様にご満足頂けるサービスを心がけ、社員一同努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。